空気の衛生管理に不可欠なラボラトリー

日本ウイントンは、空調ダクト清掃を通してお客様の快適な生活を支える清掃会社です。こちらでは当社の大きな特徴のひとつである自社ラボラトリー(研究所)についてご紹介します。

自社ラボラトリーとは?

当社では空調ダクトの清掃前に、ダクト内がどんな汚れ方をしているか、どんな種類の粉塵や微生物が繁殖しているか、汚染物質はどんな流れで拡散しているか、などを綿密に調査します。その調査にあたって、ダクト内で採取したサンプルを分析するのがこのラボラトリーです。

ラボで分析した結果をもとに、汚れ方や汚染物質の種類に応じた最適な清掃方法を決めていきます。清掃で汚染物質を徹底的に除去できないと、そこから汚れが再び広がってしまうため、ラボでの分析が清掃の質を左右するといっても過言ではありません。

自社ラボラトリーができたわけ

自社ラボラトリーは、NPO法人「カビ相談センター」との共同運営です。カビ相談センターの理事長である高鳥浩介先生は、数々の研究室や大学で研究を続けてきたカビ研究のエキスパートで、研究を続けるなかで「一般の方がカビで困ったときに頼るところがないという現状を変えたい」と考えるようになったといいます。

一方、時を同じくして当社も「お付き合いしている企業だけでなく、広くビル・施設のオーナー様や一般のお客様の不安を解消できる空調ダクト清掃のプロでありたい」と考えていました。そして幸いなことに、高鳥先生も私たちも「改善提案までを含めた複合的なサポートをしなければ意味がない」という共通の想いを持っていました。そうして私たちはお客様の快適な生活を支えるために協力することとなったのです。

  • インタビュー
  • 汚染度調査の流れ

高鳥浩介先生インタビュー

こちらでは、これまで日本獣医生命科学大学や東京農業大学の客員教授、国立医薬品食品衛生研究所の衛生微生物部長などを歴任した、NPO法人「カビ相談センター」理事長の高鳥浩介先生に、ラボの取り組みや検査に対する想いについておうかがいしました。

――どんなお仕事をされているのですか?

私は日本ウイントンさんの社内にあるラボのなかで、カビを中心とした微生物の分析を行っています。私が所属するカビ相談センターと日本ウイントンさんは別の組織なので、カビ相談センターからの問い合わせに対応することもあれば、日本ウイントンさんからご相談を受けて分析することもあります。

――なぜ共同でラボを運営しようと思ったのですか?

私は、単に「検査をするだけ」の研究者ではありたくなかった。そして日本ウイントンさんも、単に「清掃するだけ」の業者ではありたくなかった。大事なのは、「検査」や「清掃」の先にある「お客様の健康を考える」という志です。そうした根底の部分で、共感したことが大きかったと思います。

――共同で取り組むことのメリットは何だと思いますか?

ビルや病院、施設、工場、マンションといった建物のなかの空気というのは、空調ダクトのなかの空気だけを指すわけではありませんよね。少し極端な話ですが、空調ダクトがきれいでも、生活者や利用者がきれいな空気を吸えるとはかぎらないのです。私は現地調査の際に、ダクトだけでなくいろんなお部屋のポイントを見ながら微生物をチェックしています。そうすることで、日本ウイントンさんと私、2つの視点が生まれる。つまり、固定観念がもたらす盲点をなくすことによって、ダクト清掃の先にある「お客様の健康」を考える提案ができるんです。これが共同で取り組むことの大きなメリットではないでしょうか。

それともう1点、誤解がないようにお伝えしておきたいのですが、日本ウイントンさんは独自にカビの分析ができます。ただ、ダクト外に潜むカビの繁殖についてくわしく知りたい場合などに、私に相談してくれるんです。私はカビの特性に応じた測定法をご提案したり、現地調査に同行したりすることで、少しでも日本ウイントンさんと依頼者であるお客様の力になれるよう努めています。

――日本ウイントンの強みについて教えてください。

ダクト清掃の経験がとても豊富で、どこに汚れが溜まっているのか、どういう場合にどういう清掃をすればいいのか、効果的に汚染物質をサンプリングできるのはどこか、といったノウハウをお持ちです。清掃に対する独自の基準も持っていますね。また日本ウイントンさんは「清掃して終わり」ではなく、汚れの再発を抑えるための技術も持っています。的確な改善提案ができるということは、お客様にとってとてもありがたいことではないかと思います。

生活者の健康は、吸い込む空気の質に左右される部分が大きいと私は考えています。そのため私は、テレビや新聞、専門誌などの取材を通してきれいな空気の重要性を訴えています。微生物を調べるだけなら、ラボの共同運営などやらなかったでしょう。しかし調査や検査で得た結果をもとに汚れた空気をどう改善するか――というところになると、私だけでは何もできません。お客様の快適な生活を支えるためには、日本ウイントンさんの力が必要なんです。

プロフィール
名前 高鳥 浩介(Kosuke Takatori)
学位 獣医学博士
経歴
  • 国立医薬品食品衛生研究所・衛生微生物部長
  • 東京農業大学・客員教授
  • 日本獣医生命科学大学・客員教授
所属学会

高鳥 浩介(Kosuke Takatori)

  • 日本防菌防黴学会
  • 室内環境学会
  • 日本空気清浄協会
  • 日本医真菌学会
  • 日本食品微生物学会
  • 日本食品衛生学会
  • 日本マイコトキシン学会
  • アレルギー学会

汚染度調査(サーベイ)の流れ

日本ウイントンのラボラトリーに調査をご依頼いただく際の、流れについてご紹介します。汚れの程度などにもよりますが、STEP 1「問い合わせ」からSTEP7「報告」まで平均して半月から1ヶ月程度かかります。

STEP 1 問い合わせ

電話やメール、FAXなどでご相談をいただきます。

STEP 2 現地調査

現地で設備などの状況を調査。高鳥先生が同行する場合もあります。

STEP 3 見積り

測定する汚染物質の種類を決めて、お見積もり(正確な金額)をお出しします。

STEP4 測定・サンプリング

現地で測定・サンプリングしを行います。

STEP5 分析

ラボラトリーで粉塵や微生物などを分析します。

STEP6 報告

詳細な調査報告書をお出しし、内容をくわしく説明します。ここまで平均して半月から1ヶ月ほどかかります。

再検査

さらに詳しい調査が必要な場合は、再検査を行い、STEP3~6を繰り返します。

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